元祖 スパイカメラ
現在は使用していませんが、これはスパイカメラの代名詞とも言えるドイツ ミノックス社の誇る8×11のフィルムカメラです。
東西冷戦時代のスパイ全盛期に大活躍したカメラです。
最近のスパイ映画では、「チャーリーズエンジェル」で主役のエンジェルが、このミノックスカメラを使用していました。(最近ではないですね)
この機能美は、まさに芸術作品と言えると思います。
現在はデジタルカメラの発明で、小型のカメラは一般的ですが、当時としては、世界最小だったのではないでしょうか?
ソニーが当時、限定の小型デジタルカメラを販売した時は、このミノックスのボディーを参考にしていました。
マニュアルなので、オートフォーカスに馴染んでしまった方には、使いにくいかと思います。
写真のチェーンは、被写体との距離を測ります。
写真の出来栄えですが、35mmフィルムと比べると、8×11フィルムは小さいので、L版にした際は画質が荒くなります。
又、35mmフィルムカメラの感覚で撮影すると、暗くなります。
私の主観ですが、このカメラは書類などを撮影する事に適している様で、浮気調査などには、向いていないと思います。