浮気調査をご検討の方へ
浮気調査は、数十万円からときには数百万円まで大きな費用が発生致します。まず、調査をご検討する場合に、事前に知っておくべきことを、できるだけわかりやすくまとめました。是非、探偵社選びにご活用ください。
浮気調査の費用相場はどのくらい?
プロに浮気調査を依頼したときの費用は、事務所ごとには違いがありますが、おおよその相場は、浮気をしているかどうかの事実確認のための調査で約10~20万円。 裁判でも通じるような確かな証拠を押さえるための調査で約30~70万円程度です。まずは、この費用がどの様に計上されるのかを知ることが大切です。
(1)調査費用の項目
人件費
調査を担当する調査員の人件費です。料金表には、調査員1人で〇円と記載していたり、調査員1人1時間で〇円という様に記載がございます。なのはな探偵事務所では、「調査員1人1時間で7,700円(税込)」の業界適正価格にて、ご案内しております。中には、かなり低料金を提示している探偵事務所もありますが、低料金なのには理由がありますので、価格の魅力だけで依頼せずに、しっかりと調査内容などを確認した上で依頼をしましょう。
交通費
調査員の交通費です。尾行をしている間は、対象者がどこへ行くかによって交通費も変わりますので、事前にいくらかかりますとはお伝えできませんが、対象者が遠隔地まで移動したり、遠隔地調査が無ければ、大きな金額にはなりません。
車両費
調査員が会社の車やバイクを使った場合にかかる費用です。1台いくらという計算が主流なので、その調査で何台使ったのかで金額が変わります。
燃料費
調査員が会社の車やバイクを使った場合にかかるガソリン代です。
機材費
機材費の中に入るのは、ビデオやカメラなどです。ただし探偵が使うビデオやカメラは、日常で使われている物よりも高性能です。たとえば、小型に見えても望遠になっていたり、暗い場所でもフラッシュをたかずに鮮明な画像を残すことができたり、ビデオやカメラの形がそもそも一般的なものではなかったりなど、探偵が証拠として残しやすいように作られています。
報告書作成費
調査をした内容をまとめる報告書を作るための費用です。この調査報告書が浮気調査における最終成果物であり、裁判では証拠として大変重要な意味合いを持ちます。探偵事務所に依頼をする前に、報告書のサンプルを確認していただくことをおすすめします。
報告書のチェックポイントはココ!
- 調査時刻が分単位で記載されているかどうか。
- 撮影した写真がわかりにくく、少なすぎないかどうか。
- 調査対象の行動経緯に、不明で空白な時間がないかどうか。
- 調査対象が訪れた場所の住所や施設名が、正確に記載されているかどうか。
- 調査対象が、どこで誰と会ったのか、相手の特徴や服装などの詳細が記載されているかどうか。
- 調査対象と相手の行動について、客観的でわかりやすい文章で記載されているかどうか。
その他
その他にも、予備調査費・入店費・宿泊費・飲食費・物販購入費・延長料・諸手当・雑費・解約料などがあります。
(2)押さえるべき調査プランの3つのパターン
1.時間制(お見積り)
多くの探偵事務所がこの時間制を元に見積りを算出しています。調査費用が時間制の場合は、1時間あたりの調査員の単価がベースとなり、人数と調査時間を乗算して合計金額を出します。そこに、交通費・機材費・車両費・宿泊費・報告書作成費などの諸経費が入ってきます。
案件ごとに対応する調査員の人数や調査時間が変わるので、探偵の調査料金を正確に算出することは難しいのです。そのため、通常は無料相談などのヒアリングを行い、案件ごとに適したお見積りをご提案する流れとなります。
浮気の可能性があるが情報が少ない場合からある程度情報がある場合まで、様々な案件に柔軟に対応できます。
探偵事務所の規模が大きくなると関わる人数も多くなる傾向があるため、同じ内容でも探偵事務所により、見積り金額が大きくブレることがあります。また、低価格すぎる料金を売りにしている事務所もあるので、複数の探偵事務所から見積りを取り調査内容を確認することが重要です。
なのはな探偵事務所でも、しっかりとした証拠を掴みたい場合や、裁判を考えている場合は、この時間制を基本とした「なのはな相談プラン」が強力で1番おすすめです。
2.パック制
人件費や諸経費をパックにした時間制固定料金のプランです。◯時間で◯円と言うのがよく見かけるパターンで、調査員数や調査時間が決められており、時間制に比べて調査員の時間当たり単価が低く設定されている場合がほとんどです。
そのため、低価格で調査を依頼でき「浮気をしているかどうかの事実確認調査」に向いていると言えます。
また、コストを抑えているため、車両が使えなかったり時間内に調査を終えられずに調査終了といったこともありますので、事前に内容をしっかり確認し、用途を考えて依頼しましょう。
なのはな探偵事務所では、毎月先着3名様限定で3つのパックプランをご用意しております。(調査時間と調査員の人数に制限がありますので、浮気の日時が絞り込める場合に有効です。)
3.成功報酬型
成功報酬型のプランは、浮気の証拠を押さえてはじめて費用が発生します。成功報酬型は、証拠は押さえられなくても人件費などが発生する「半成功報酬」と証拠を押さえられなかったら一切費用が発生しない「完全成功報酬」があります。
その特徴から、「調査対象者が浮気をしている可能性が高いが、対象者の行動が全く読めず証拠を押さえるために長時間の調査が必要」な場合に威力を発揮します。なぜなら、その場合時間制だと調査時間が長くなり費用が高額になりがちで、証拠が押さえられない場合も費用は発生します。
その反面、完全成功報酬であれば、浮気の証拠が押さえられなければ費用が発生しないので、依頼者側はその場合費用を支払う必要がありません。
ただし、証拠が取れた場合には、費用が100〜200万円以上となってしまう場合もあるので、注意が必要です。その場合、ローリスクハイ出費となる可能性が高いです。
基本料金の他にも、諸経費や着手金を請求される場合もあるのでトータルの金額を把握しておくことが重要になります。また、成功報酬型は「何をもって成功とするのか?」が事務所によって異なるためトラブルに発展しやすく、利用する場合は注意が必要です。
一般的に浮気調査の成功の定義は、浮気の現場をカメラやビデオで撮影するだけでなく、浮気相手の身元まで特定することです。しかし、探偵事務所によっては浮気の事実だけおさえれば成功としている業者もあります。そのため、成功報酬型を利用する場合は、成功の定義までしっかりと確認するようにしましょう。
なのはな探偵事務所では、成功報酬型は扱っていないのですが、まずは時間制で見積りを複数の探偵事務所から取ってみて、費用が高額になりそうな場合に、この成功報酬型を考えるというのがおすすめです。
浮気調査は、どうして費用が高額になるの?
調査費用の多くを占める人件費
浮気調査では、調査対象者を追跡して調査を行うために、複数人で対応するのが一般的です。調査人員は、最低でも2人体制であり、3~4人体制としている探偵事務所も多くあります。これは、尾行調査で対象者を見逃さないためと、複数人で尾行することで調査を対象者に発覚しにくくするためです。
人を使うとその分だけ人件費は発生するものです。探偵の浮気調査が数十万円からときには数百万円かかるというのは、この人件費が大部分を占めるからなんですね。例えば調査員1名の1時間あたりの単価が1万円で、10時間調査を行うと10万円となり2名だと20万円、4名だと40万円になるという訳です。
また、調査員の数を少なくして費用を抑えようとしても、少ない人数では1人あたりの負担も大きくなり、大事な場面で証拠を取り損なってしまう恐れもあります。そのため、あまり露骨に低料金を歌う探偵事務所には、見えないリスクがあるかもしれないことを念頭におくことも重要です。
費用をかけて調査するメリットとは?浮気調査の目的を考えよう!
(1)真実の確認
事実を把握することで得るもの
いかがでしたでしょうか?
浮気調査は意外と費用が掛かるのがご理解いただけたと思います。ではなぜ高い費用を払ってまで浮気調査を行うのでしょうか?それは、「真実を得て、より良い将来を歩んでいくため」です。
パートナーが浮気をしているかもしれないという不安の中で、生活していくのは大きな不安とストレス、そして忍耐を要します。
その不安を、調査を行い真実を知ることで取り除き、新たな未来へ歩む布石を打つことが浮気調査を行う最大の目的ではないかと我々は考えています。
また、浮気をしたパートナーや相手に対して調査で得た証拠を元として、慰謝料を請求することであなたの権利を守り、今後の抑止力や新たな生活への糧となることも得られるものの一つでしょう。慰謝料請求は、相手方やあなたを裏切ったパートナーに対して、また両者に対して行うことができます。慰謝料の請求金額もその後の状況によって変わりますが、50万円〜300万円くらいが一般的です。
事実を把握することで失うもの
事実を知って得られるものがあれば、失うものもあります。まずは、調査の結果浮気が事実であった場合の、パートナーに対する信頼です。それにともない、あなたの自尊心も傷つくと思います。
調査をしたことが相手に伝わってしまい、「離婚」を切り出される可能性もあります。もう少し言ってしまうとこれまでの生活が出来なくなってしまう可能性もあるのです。
では、そのまま何もしないで見守るのか?事実確認の調査をせずにパートナーと話し合って解決できるのであれば、そうするべきだと思います。しかしながら、証拠がないのに浮気を認める場合はそう多くないと思います。
何はともあれ、浮気調査を行うと言うことは「問題解決に向けての取り組みの一つ」であり、その決意をされた方には、我々は全力でサポートさせていただきます。
(2)裁判・慰謝料請求
1.慰謝料請求(離婚・別居をしない場合)
浮気の証拠が掴め浮気が発覚したのちに、パートナーと相手方に対して慰謝料を請求することがあります。まその場合、パートナーと今後離婚・別居をしない場合には、相手方に対してのみの請求を行うのが一般的の様に思います。(パートナーに請求しても夫婦間での金銭のやり取りになるため)
慰謝料の相場としては、50~100万円くらいではないかと思います。
金額としてはさほど大きくないのですが、浮気相手に、慰謝料を請求することで行為の重大さを理解させ、責任をとってもらいたい場合には考えてみるのも良いかもしれません。
2.慰謝料請求(別居をする場合)
別居をする場合は、離婚ではないので、こちらも相手方に対してのみ請求を行うのが一般的だと思います。また、別居中はパートーナーに対しても生活費の要求(婚姻費用分担請求権)ができる可能性があります。
この場合の相場としては、100~200万円くらいではないかと思います。
3.慰謝料請求(離婚をする場合)
離婚の場合は、相手方とあなたを裏切ったパートナーの両者に対して慰謝料を請求することが一般的だと思います。
この場合は、慰謝料の相場として200~300万円くらいではないかと思います。
これまで上げてきた様に、浮気問題への一つの終着点として慰謝料請求があり、そのために、しっかりとした証拠を掴む調査を行うというのが一つの形です。
なのはな探偵事務所では、調査後の慰謝料請求や裁判を見据えてご依頼者様をサポートする浮気不倫問題に強い弁護士をご紹介しています。
結婚期間(長いほど慰謝料が高い)、子供の有無・人数・年齢、不貞の期間・回数、不貞相手と配偶者との関係性、夫婦関係が上手くいってたかどうかの諸事情により、相場±50〜100万円くらいは容易に変動いたします。
適正費用にて浮気調査を行う方法とは?
(1)複数の探偵社に見積もりを依頼する
調査費用の金額は、探偵事務所によって違います。そのため、2社以上から見積りを取ることが一番良いです。また、調査をしてそれからどうしたいのかをよく考えて、費用を見る必要があります。金額の異なる見積り金額が「どの様に算出されているのか」がわかる様になると、ご自身の案件に対して適正費用での提示もわかってきます。
(2)事前に浮気調査をする時間や場面を絞って依頼する
調査費用の大きなウエイトを占めるのが、調査員の人件費です。事前情報が少ないと、いろいろなことを調べる必要があるため、調査費用が高くなります。ある程度浮気をする時間帯や場所が絞り込まれているとその場面を狙い撃ちできますので、費用も安くなります。